上海軌道交通5号線と同13号線がそれぞれ12月30日に延伸開業したと上海地下鉄公式サイトが伝えている。
<5号線>
上海地下鉄によると軌道交通5号線は東川路駅~奉賢新城駅間16.1キロの区間が新たに開業し、途中、高架駅4駅地下駅3駅が設置され、起点の莘庄駅から直通運転が行われるとのこと。
今回の延伸区間は従来路線から東川路駅で分岐する別路線で、黄浦江を渡って奉賢区南橋鎮のまでの区間で、5号線の総延長は32.7キロ19駅となったとのこと。
通常時間帯は莘庄駅~奉賢新城駅間で全線の通し運転が行われるが、平日朝晩のラッシュ時間帯のみ莘庄駅~蕭塘駅間で区間運転が行われる。
なお従来の直通区間であった東川路駅~閔行開発区駅間は4両編成列車による区間運転が行われる。
また、今回の延伸区間開業に伴い、従来の莘庄駅~閔行開発区駅間の相互発着運賃は従来の2元が維持されるが、延伸区間へ乗車する場合は3元を初乗り運賃とする全市統一運賃が適用される。
<5号線新開業区間>
東川路駅―江川路駅―西渡駅―蕭塘駅―奉浦大道駅―環城東路駅―望園路駅―金海湖駅―奉賢新城駅
<13号線>
一方、軌道交通13号線二期・三期区間は世博大道駅~張江路駅間16.1キロの区間が新たに開業し、途中、全線地下で新たに12駅が設置され、起点の金運路駅から張江路駅まで全長38キロ31駅となった。
途中、長清路駅で7号線、成山路駅で8号線、東明路駅で6号線、華夏中路駅で16号線との乗り換えが実現している。
通常時間帯は金運路駅~張江路駅間で全線の通し運転が行われるが、平日朝晩のラッシュ時間帯のみ金運路駅~華鵬路駅間で区間運転が行われる。
なお長清路駅における7号線との連絡は、改札を一旦出ての乗り換えとなるため、公共交通カードでの乗り換えは30分以内であれば運賃は通し計算されるが、30分を超えた場合や普通乗車券の場合は改めての運賃計算開始となる。
<13号線新開業区間>
世博大道駅―長清路駅―成山路駅―東明路駅―華鵬路―下南路駅―北蔡駅―陳春路駅―蓮渓路駅―華夏中路駅―中科路駅―学林路駅―張江路駅