上海市と江蘇省湖州市を結ぶ滬蘇湖高速鉄道が2024年12月26日に開通したと澎湃上海網が伝えている。
　滬蘇湖高速鉄道は上海市の上海虹橋駅と江蘇省湖州市の湖州駅間163㎞を結ぶ高速鉄道で、最高時速350㎞の速度で最短46分で走行する。
上海虹橋―上海松江駅間は滬杭高速鉄道と並走し、上海松江駅で分離したあと、太湖の南側を通り湖州駅までを結び寧杭高速鉄道（南京南―杭州東）に接続するルートで建設された。
分岐駅となる上海松江駅（旧称：松江南駅）は9面23線のホーム及び6万平米の駅舎を持つ5階建ての巨大駅が建設された。
滬蘇湖高速鉄道は全線で8駅となり、上海市内には新たに錬塘駅が新設されるほか、今回上海松江駅から上海南駅へ乗り入れるルートも建設されていて、上海南駅から高速列車の設定が可能になったとしている。

（参考情報：滬蘇湖高速鉄道、上海松江駅、上海虹橋駅、上海の駅を発着する高速鉄道・都市間鉄道）

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