孫中山(孫文)故居記念館の概要
孫中山(孫文)(1866年11月12日 – 1925年3月12日)は中華民国時代の政治家・革命家で初代中華民国臨時大総統。妻は中華人民共和国の副主席を務めた宋慶齢。
中華民国では国父(国家の父)と呼ばれる。
中国では孫中山の名称が一般的となっている。
この故居はカナダの華僑から敷金で建てられた欧州風の洋館で、孫中山が宋慶齢と結婚後の1918年に上海に戻った際にこの家に住み始め孫中山が1925年に逝去するまでこの家で過ごした。
また宋慶齢は孫中山の没後も1937年に香港に移り住むまでこの家で暮らした。
1945年に宋慶齢が上海に戻った際、国民政府にこの建物は寄贈され、孫中山の業績を称える永久記念地とされた。
その後の中華人民共和国成立後、1961年に全国重点保護文物単位に指定され、1988年に一般開放された。
2017年には中国建築遺産にも選ばれている。
故居の建物本体は敷地面積は約1013平方米、建物床面積は452平方米の2階建ての木組み構造のレンガ住宅となっている。
この建物に隣接して、文物館が置かれ当時の貴重な資料などが展示されている。
なお建物に入る際は靴にカバーを付けることを求められる。また故居内は撮影禁止となっている。
孫中山(孫文)故居記念館の基本情報
中国語名称:上海孫中山故居記念館
英語名称:Memorial Hall of Sun Zhongshan’s former residence in Shanghai
運営機関:上海市
開館:1988年3月
国家ランク:4A級
主要収蔵品:
住所:上海市黄浦区香山路7号
電話:(021)53063361
入館料:大人20元(現金・銀聯・支付宝・微信)
開放時間:9:00-16:00(終了30分前に入場中止)
見学に必要な時間:1.0時間
公式サイト:http://www.shsoong-chingling.com/
孫中山(孫文)故居記念館の交通アクセス・行き方
・上海軌道交通13号線淮海中路駅下車徒歩8分
・上海軌道交通1号線10号線・12号線陝西南路駅徒歩15分
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