世界最大級となるプラネタリウムを備える上海天文館(上海科学技術館支部)が7月18日から一般公開されると、騰訊網が伝えている。
上海天文館は中国(上海)自由貿易試験区の臨港新区にあり、建設面積は約38,000平方メートルで、「故郷」、「宇宙」、「旅」の3つのテーマ別展示エリアで構成されている。
そのほか中国の宇宙開発事業や、惑星に関する知識に関する展示エリア、火星へ飛行計画に関する展示がが行われ、8Kの高画質を使用した超高精細多機能ドームシアターなど新しいテクノロジーをふんだんに配した展示になっている。
オープニングセレモニーでは、国家宇宙局から提供された嫦娥5号によって地球に持ち帰られた月の土壌サンプルがクリスタルカプセル内に収められ、今後上海天文館における目玉展示物のひとつとして注目されることになった。