上海虹橋駅などで高速鉄道におけるペットの預かり輸送サービスが2025年4月8日から始まったと上観網が伝えている。
国鉄集団によると。今回のサービスは高速鉄道の列車内におけるペットの隔離輸送を実施するもので、一般の旅客とは隔離された車両で、専用スタッフが付き添いの下で預かり輸送サービスを提供する。
預かれるペットは旅客ごとに犬類か猫類1匹に限られ体重は15㎏以下肩までの高さ40㎝以下の家庭で飼い慣れた健康なペットとしている。
今回試験運用を開始する駅は上海虹橋駅の他、北京南駅、済南西駅、南京南駅。杭州東駅で、各駅間を発着するG119/118、G121/122、G127、G134、G183/184、G195/196の列車で、乗車する2日前までにネット上で予約する必要があるとのこと。
また乗車時（預け時）は有効期間内の動物検疫合格証明などを携帯する必要があるとしている。
試験運用期間中は所定のペット輸送費用の30％オフで提供され、補償額2000元の保険も付与されるとのこと。
国鉄集団では試験運用の結果を見ながら今後のサービスの改善につなげたいとしている。
（参考情報：上海虹橋駅、中国の高速鉄道路線図）