上海市のタクシー運賃が10月8日から値上げになると新民晩報が伝えている。
報道によると、上海市区のタクシーについて10月8日からこれまでの初乗り3km13元から14元に値上げすることになったとのこと。
但し、これまで乗車機会ごとに加算されていた燃油費1元が廃止されるため、実質の初乗り運賃はこれまで通り14元と変わらない。
また3キロ以降の距離加算運賃については従来の2.4元/kmから2.5元/kmと値上げとなり、更に長距離加算についてはこれまでの10km以上から15km以上に変更になり、15km以上の場合は通常運賃の50%増となるとしている。
さらに低速加算に関してはこれまでの5分から4分に短縮となり、低速走行が4分を超えるごとに1kmの運賃が加算されることになる。
なお、市内にある全5万台のタクシー車両のメーター機器の入れ替えに時間がかかるため、11月15日までは2種類の運賃体系のタクシーが併存する状況となり、11月16日から全車両で完全実施となる予定だとしている。