上海松江のLRT二期区間が開業、準環状運行が実現

上海松江LRT

 上海松江区の松江LRT(松江有軌電車)の二期区間が8月10日に開業したと東方網が伝えている。
 松江LRTは2018年12月に既に2号線(T2線)一部区間(倉華路駅―中辰路駅13.9キロ)が既に開通していたが、今回1号線(T1線)(三新北路駅―新廟三路駅)及び2号線の未開業区間(中辰路駅―錦昔路駅)が開通し全長26.7キロ、20駅の路線となった。

  またT1線とT2線は錦昔路駅―三新北路駅間で軌道を共有しつつ、T2線は松江大学城駅を起点とした環状運行が行われる。(松江大学城駅でスウィッチバック)
これにより従来T2線の区間として運行されていた倉華路―思賢路間は、T1線側に切りかわり三新北路駅側から倉華路駅への乗り入れとなる。
 T1線(倉華路駅―新廟三路間)はT2線との共有区間が大半となるため、当面は30分間隔で運行され、倉華路発が06:00~22:04の時間帯、新廟三路駅発が06:00~22:00の間に運行される。
 またT2線は11分間隔で、松江大学上駅を基準に内回り(時計回り)が05:59~22:00、外回り(反時計回り)が06:02~22:18の時間帯に運行され、共有区間の錦昔路駅―三新北路駅間は約10分間隔となるとしている。
 運賃は10キロ以内が2元で、10キロを超える区間は3元で、T2線は松江大学城駅で、T1線は松江体育中心駅でそれぞれ軌道交通9号線と連絡する。

松江現代有軌電車路線図

(参考情報:松江LRT松江大学城駅松江体育中心駅

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Tags: 松江区