上海の地下鉄におけるキセル摘発者が1日平均58人に上っていると新華網が伝えている。
上海地下鉄の関係者によると、昨年7月に新管理規則が成立してから現在までに地下鉄の不正乗車は延べ1万4千人が摘発されているとしており、キセル乗車は1日平均58人に達しているとしている。
また、高齢者用に発行された敬老カードを不正使用しているケースも1332人発見されており、このほか退役障害軍人のカードなどを不正使用しているケースもあったという。
これらの不正乗車で摘発されたものは、通常の料金の5倍が科されるほか、上海の個人信用情報データバンクにブラックリストとして登録されることになっているとしている。