長らく鉄道で分断されていた上海西駅の南北が繋がったと新民網が伝えている。
中国の国鉄と上海軌道交通11号線が交差する上海西駅では、線路が横により駅の南北が分断され自由な往来が出来ず、これまで利用客は大回りを余儀なくされてきた。
特に北側の住民は目の前にある上海の西駅の利用が出来なかったが、今回新たな自由通路が開通により、駅の北側の住民も上海西駅を利用できるようになったとのこと。
今回完成したこの通路は幅20m長さ100mの広々とした通路となっており、照明も明るくデパートのような清潔感あふれる空間となっている。
将来的にはこの上海西駅に乗り入れる予定の軌道交通15号線と21号線の駅にも直接繋がる予定になっているとのこと
なお、この通路の開放時間は上海軌道交通11号線の運営時間に併せられており、朝5時30分から23時45分の間開放され、深夜は通行できないとしている。
◇軌道交通11号線上海西站