上海地下鉄10号線の虹橋火車駅・虹橋空港方面の輸送力増強、夜間特別列車も設定

 上海地下鉄10号線の虹橋交通ターミナル方面への輸送力が9月25日から強化されたと地下鉄公式サイトが伝えている。
 上海地下鉄によると、これまで10号線は虹橋火車站駅~新江湾城駅と航中路駅~新江湾城駅の2パターンの運行体制をとってきていたが、新たに朝のラッシュ時に虹橋火車站駅~江湾体育場駅間の区間運転を設定したとのこと。
 この結果、平日の朝晩のラッシュ時の運行間隔が短縮されることになったとしている。

 具体的には虹橋火車站駅~龍渓路駅間がこれまでの10分間隔から6分間隔に、龍渓路駅~江湾体育場駅間がこれまでの5分間隔が3分45秒間隔にそれぞれ短縮されるとのこと。
 なお、航中路駅~龍渓路駅間はこれまで通り10分間隔、江湾体育場駅~新江湾城駅もこれまで通り5分間隔のままとしている。

 またこのダイヤ変更に伴い、上海虹橋駅や上海虹橋国際空港に夜間に到着する利用客のため、市内方面への夜間特別列車2本が増設される。
 具体的には9月25日以降の日曜~木曜までの間、虹橋火車站駅発五角場駅行きの22:45と23:00発の2本の列車が設定され、虹橋2号航站楼駅虹橋1号航站楼駅で乗車が可能。
 それ以降は虹橋路駅、陝西南路駅、南京東路駅、海倫路駅、四平路駅で下車のみを取り扱い、五角場駅が終着駅となっている。
 なお、金曜と土曜は10号線の運行時間帯が拡大されているため、この特別列車の運行は行われないとしている。

第1便 五角場行き 虹橋火車站発 22:45 虹橋2号航站楼発 22:46 虹橋1号航站楼発 22:49
第2便 五角場行き 虹橋火車站発 23:00 虹橋2号航站楼発 23:01 虹橋1号航站楼発 23:04
(停車駅:虹橋路・陝西南路・南京東路・海倫路・四平路・五角場)

(参考情報:上海軌道交通10号線上海地下鉄路線図上海虹橋駅上海虹橋国際空港

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