上海市と江蘇省嘉興市において、公共バスの運賃支払い用QRコードについて2024年1月1日より相互乗り入れ運用が開始されることになったと上観網が伝えている。
発表によると江蘇省嘉興市の公共交通運賃ステムのAPPである「嘉通行」を利用して、上海市の公共バスに乗車することが可能になるとのこと。
また上海市側で利用されている上海交通カードAPPや支付宝APP、WechatのミニAPP「乗車碼」、「雲閃付」APPなどの「上海公共交通乗車碼」を使って、嘉興市の公共バス181路線を利用することが可能になるとしている。
但し、支払いコードを乗り入れ利用した場合は、現地の乗換え割引制度などは適用されないとしている。
この乗り入れ運用実施により、相手側の交通APPをインストールすることなく、公共バスの相互利用が可能になるとのこと。
嘉興市の公共交通ICカードは既に国内339都市との相互乗り入れ運用が進んでいるが、運賃支払い用QRコードについても相互乗り入れの適用拡大を進める方針だとしている。